Tech系フリーランスが選ぶ最近の気になるトピックス(テクフリ)

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128.オープンソースのアームロボット/Z世代のデモ/個人開発はおすすめしない理由■あと5カ月

July 30, 2020

元Google技術者らが開発した「自由自在に動くアームで物体を持ち運べるロボット」の販売がスタート – GIGAZINE

* ロボット掃除機のように自律的な移動が可能で、ボディに取り付けられたアームで物体の持ち運びができるモバイルマニピュレーター「Stretch」の販売がスタート。
* Stretchは、車輪付きの台座から伸びた支柱にアームが取り付けられたロボット。
* 支柱の高さは約1m。ロボットアームは最大伸長幅は52cm。アームが物体を持ち上げる場合の最大重量は1.5kg。
* 支柱上部には3Dカメラ、レーザー距離計、音声認識用のマイクを搭載。周囲の状況やロボットアームでつかむ対象などの形状を認識可能。
* Stretchのコードはオープンソースとなっており、GitHub上で公開されている情報を元に自分でカスタマイズすることも可能で
* Stretchの価格は1万7950ドル(約192万円)。

動画では、おもちゃ箱におもちゃを片付ける、洗濯機から洗濯物を出す、机の上を拭く、といった事例が紹介されていました。
オープンソース、というのがなんだか魅力的ですよねー。
Z世代はゲームでデモをする。「あつ森」や「K-POP」で発揮されるデジタルネイティブの政治活動とは? | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア

* Z世代の政治活動の拠点はソーシャルメディアだけでなく、ゲームやオンラインマップなど、バーチャルの世界にも拡大。
* 香港の活動家たちが任天堂のゲーム『あつまれ どうぶつの森』で民主化運動を継続、人種差別反対運動ではK-POPファン達が団結して「デジタルネイティブ」の力を発揮するなどの事例を紹介

抗議の意を示す、という行動もオンラインへ。行動を起こすハードルが下がるだろうけど、影響力としてはどうなんだろう…?と思ったら、
テキサス州のダラス警察署が5月末に立ち上げた、人種差別反対の抗議デモで見つけた違法行為を匿名で報告できる「i Watch Dallas app」というアプリがあるそうで、これに対してもK-POPファンたちがアイドルの動画や画像を送り続けたことでサーバーがダウンし、同アプリは停止に追い込まれた。
なんていう事例もあって、「デモ」の本質ってなんなんだろう?とか、戦争だけではなく抗議デモもサイバー化するのか…と、いろいろ考えさせられる記事でした。
「質問箱」を作った個人開発者・せせりさんの語る、「個人開発はおすすめしない」理由!? | アンドエンジニア

* 「Peing(ペイング) -質問箱-」というサービスを開発した個人開発者・せせりさんへのインタビュー。(質問箱のサービスはその後企業へ譲渡)
* 個人開発はすべてを一人でやらないといけないので効率が悪いし、おすすめしない。個人開発をしている理由は、実は朝起きられないというかなり消極的な理由。
* やるならツール系がおすすめ。Twitterのように大量のユーザーが居ないと面白くならないサービスで当てるより100倍簡単。
* 質問箱を譲渡してから色々な依頼が来ているが全てお断り…。現在は、個人開発ではなく会社を立ち上げ、e-sports関連のサービスを開発中。

「気合を入れてしっかりコードを書いたけど使われないサービスはたくさんあって、”きれいな粗大ごみ”と呼んでいる」
「外から見て僕がよさそうに見えるのは生存者バイアスみたいなもので、個人開発で生きていくというのは人生が10回あっても1~2回くらいしか上手くいかない」
などなど、ギクッとするお話が読めました…