「お月様の唄」は、作家・翻訳家の豊島与志雄（とよしまよしお）が大正８年に発表した童話です。「環境破壊」という当時大きな問題になりつつあったテーマを非常に詩的に表現したこの

ろにか堂の記念すべき第２０作目は、宮沢賢治シリーズ第２弾「セロ弾きのゴーシュ」です。動物達との触れ合いを通して人間的に成長して行くゴーシュの様子が見事に描かれた原作を、少

宮沢賢治の童話「虹の絵具皿」です。金剛石（ダイヤモンド）を探して森の中を歩く、とある国の若き王子とその家臣の物語。２人が最後に見つけた、素晴らしい宝物とは何だったのでしょ

今昔物語からの第２弾「小屋寺の鐘の話」です。仏教寺院が一般庶民の葬儀をとり行うようになったのは鎌倉時代以降だそうで、それまでは穢（けが）れを恐れて、僧侶達でさえも死者を極

平安時代に編纂された説話集、今昔物語から「近江から来た女」をお送りします。約千数十の話が収められている今昔物語には、天皇や貴族はもちろん、庶民の様子も幅広く生き生きと描か

上田秋成の「雨月物語」から、「菊花の約（きっかのちぎり）」のフルバージョンを、お届けします。新たな曲を追加し、より実験的になりました。色んな解釈が出来るこの作品、アンビエ

上田秋成の「雨月物語」から、「菊花の約（きっかのちぎり）」の後半です。左門との約束を果し、９月９日の菊の節句に帰って来た宗右衛門でしたが・・・。不安定で実験的な音楽ととも

上田秋成の「雨月物語」から、「菊花の約（きっかのちぎり）」という、不思議なお話をお届けします。偶然の出会いから、たちまち意気投合し、義兄弟の盟約を結んだ左門と宗右衛門を待

小泉八雲の怪談シリーズ、「鏡の少女と井戸の龍」のフルバージョンです。一部、リミックスして再構成し、少しだけ怖さもアップしました。後半のトークでは、クイズに正解された方の中

「鏡の少女と井戸の龍」の後半です。井戸の怨霊の正体に気付いた神官・松村がとった行動とは？小泉八雲作品の中でも屈指の美しい怪談で、少しヒンヤリしてください。 episode 015 鏡の少